「子どもの〈内面〉とは何か 言語ゲームから見た他者理解とコミュニケーション」
杉田浩崇 / 春風社
定価: ¥ 4,070
子どもの内面を知ることはできるか。その可能性と教育行為に内在する不確実性・両義性を、ウィトゲンシュタインの理論をもとに究明。
※うっすら汚れやコスレ、帯の傷みなど通常レベルの小傷みはありますが、比較的使用感少なめの良好な状態です。
●目次
序章 問題の所在と研究方法
第一章 内面に関する一人称的アプローチの批判――生命倫理学における還元論的な人格概念をめぐって
第二章 内面に関する三人称的アプローチの批判――脳科学の可能性をめぐって
第三章 言語ゲームにおいて表出される〈内面〉の位置価
第四章 アスペクトとして顕現する〈内面〉のダイナミズム
第五章 「理由の論理空間」とその裂け目――他者理解の規範的な側面
第六章 〈内面〉に関する語りの道徳と倫理の両義的関係――ダイアモンドの「現実の難しさと哲学の難しさ」をめぐって
終章 他者理解の機制――表出される〈内面〉とその倫理学的様態
引用および参考文献
謝辞
索引
【管理用】
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